Aloha! HLCスタッフのMACHAです。
ウクレレを始めたばかりでも、基本的なストローク(4本の弦を上から下へ弾く、ダウンストローク)に慣れてきたら、ハワイアンらしく弾いてみたいですよね。
4回目を迎えたウクレレの連載コラム「Let’s Ukulele Life」。
今回は、ハワイアンスタイルのストロークについてお伝えします。
ストロークに少しアレンジを加えるだけで、一気にハワイアンらしくなりますよ。
ハワイアンなストロークパターン
今回お伝えするストロークパターンは、E Huli Makou(エ・フリ・マーコウ)、Kaimana Hila(カイマナ・ヒラ)、Noho Pai Pai(ノホ・パイパイ)などハワイアンの有名な曲でよく使われるストロークです。
ストロークのリズムはこちら
矢印はストロークの方向を表しています。
この場合は、ダウンストロークとアップストロークが交互にくるパターンです。そしてダウンストロークの長さ(タン)に対して、アップストロークの長さは(タ)なので半分の長さになります。
ポイントは手首の力を抜いてスキップするようなイメージで弾くこと。
最初は難しいと感じてしまうかもしれませんが、練習を重ねるうちに徐々に慣れてきます。
映像に合わせて弾いてみましょう。
グルーブを出して、さらにハワイアンスタイルに
慣れてきたら、2拍目と4拍目を強く、1拍目と3拍目を弱く弾いてグルーブ(抑揚)を出していきましょう。
抑揚の出し方はこちら
ポイントは1拍目と3拍目をより大げさに弱く弾くこと。
抑揚を加えるに伴い、必然と手の振り幅も広くなったり狭くなったりします。
少しハワイアンらしいストロークに聞こえてくるようになりましたでしょうか。
それでは映像に合わせて、E Huli Makou(エ・フリ・マーコウ)に挑戦してみましょう。
【監修】Keiko
2003年ウクレレと出会い、シンガーソングライターAO AQUAとして活動を始める。2014年よりハワイアンシンガー名をKeikoとし、2015年夏にフルアルバム『Kupulau』をリリース。2016年ハワイのグラミー賞といわれる音楽賞、ナホクハノハノアワードの最優秀インターナショナルアルバム部門に『Kupulau』がノミネートされた。映画音楽の挿入歌をハワイ語で書きおろすなど、オリジナル曲も多数。日本にとどまらず、本場ハワイでの演奏経験も豊富な実力派シンガーとして活動中。ウクレレ講師としても人気があり、日本老舗のウクレレメーカーKIWAYAのk ukuleleアンバサダーをつとめるなど活動は多岐にわたる。
www.ao-aqua.com