【Let’s Ukulele Life】歴史や成り立ちも知っておこう! ウクレレQ&A
- 2018/08/12

Aloha! HLCスタッフのMACHAです。

8月23日はウクレレの日。なぜ?と思った方も多いのではないでしょうか。

今回のテーマは「ウクレレQ&A」。ウクレレの日を迎える前に、ウクレレのことをもっと知っておきましょう。新しい知識を得たら、今よりもっとウクレレが好きになるかも!?

 

Q:8月23日がウクレレの日なのはなぜ?

A:ポルトガル移民がハワイにやってきた日だから。

ウクレレはポルトガル移民がハワイに持ち込んだ「ブラギーニャ」という金属弦の楽器が元になっています。なので、ポルトガル移民がハワイ移民局に移民登録を行った1879年の8月23日を記念して、ハワイ州では8月23日を「ウクレレの日」と定めているのです。

 

Q:ウクレレの名前の由来は2つあった?

A:海外からの贈り物という意味も。

指がフレットを押さえる様が、まるで「ノミが飛び跳ねている(ウク=ノミ+レレ=跳ねる)」ようだというのが由来とされています。しかし、王室で使う楽器の名前がそういう意味を持つのはいかがなものかと、リリウオカラニ女王の時代に、「海外からの贈り物(ウク=贈り物+レレ=やってきた)」という解釈にしたともいわれています。

 

Q:ウクレレの普及に一役買ったのは、ハワイアンは?

A:実はカラカウア王です。

カラカウア王の時代、それまで宣教師たちによって禁止されていたフラを復興させようという動きがありました。元々フラは打楽器とチャント(祝詞)だけで踊るものでしたが、宣教師が来て教会ができたことにより、ハワイの人々も聖歌や賛美歌などメロディーのある音楽を覚えるようになります。そこでカラカウア王は、メロディーのついた歌でフラを再興しようと考え、ウクレレの普及につながることになります。

 

いかがですか? なるほど!と思っていただけましたでしょうか。

8月23日はウクレレがハワイにやってきた頃に思いを馳せてみるのもよいかもしれませんね。