千葉大学 環境健康フィールド科学センター ワークショップ・プログラム

生涯現役の街づくりを考える アクティブシニアのための柏の葉マップを作ろう

第9回

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2016年3月24日

「柏の葉マップ」がようやく完成です!

「生涯現役の街づくりを考える・アクティブシニアのための柏の葉マップを作ろう」
の第10回目の講座が3月24日に千葉大学で開かれました。
10月8日に始まったワークショップも本日が最終回です。
原稿や写真の差し替えが一部残るチームがあるものの、
レイアウトはほぼ完成。
最後の2ページに掲載する「私の生きがい」を各自が書いて、
ワークショップのプログラムはすべて終了しました。
半年間をかけて作り上げた、アクティブシニアのための柏の葉マップ。
刷り上がって街にお目見えするのは、4月の末頃になりそうです。

第10回 写真1

「柏の葉マップ」のレイアウトについて、デザイナーの大野さんが前回からの進捗を順に説明していきます。
表紙のタイトルとデザインは、多数決でいずれも決選投票になったため、最終的に残った2案の要素を反映させたものに仕上がっていました。

第10回 写真2

①街の魅力チームは、文章、写真、イラストもすべて反映されてほぼ完成。
それでもなお、最終のチェックに余念がありません。萩原さんが描いた柏の葉のイラストは、これから色付けされますので、できあがりが楽しみです。

第10回 写真3

②街の楽しみチームは、レストランのメニュー写真を新たに手配したので、明るさなどを詳細にチェック。
シニアの生活場面の中の「食べる」「集まる」「作る」「買う」という4つの視点からセレクトした10店舗を掲載しています。

第10回 写真4

③街の散歩チームは、記事も写真もすでに反映されていますが、文字のチェックを丹念に行っていました。
柏の葉キャンパス駅を起点としたシニアにおすすめのウォーキングコースを掲載。柏の葉公園やこんぶくろ池などを立ち寄りポイントにあげています。

第10回 写真5

④コミュニティチームも、ようやく記事と写真がまとまってきました。「楽」「知」「活」の切り口から、千葉大学の「カレッジリンク・プログラム」や「さわやかちば県民プラザ」など、学びの拠点を掲載。まちのクラブ活動はどこをセレクトするか、最後まで検討していました。

第10回 写真6

⑤街の歴史チームは、記事も写真も早い時期から準備していましたが、史実との検証を念入りに行っていました。「柏の葉」の名前の起こりや「幻の筑波高速電気鉄道」が80年前になぜ開通しなかったのかなど、柏の葉の歴史の流れを伝えています。

第10回 写真7

各チームともにレイアウトの確認がほぼ終わったところで、最後の2ページに掲載する「私の生きがい」を文字にしました。
書いた文字がそのまま掲載されるので、参加メンバーがこれからの時間をどう過ごしていこうとしているのかが読む側にもリアルに伝わってきます。

第10回 写真8

提出された「私の生きがい」の一部です。短く表現しているメンバーもいれば、長く綴っているメンバーもいますね。
「健康長寿」「明るく元気で」「夢ある明日に輝きを」「友との出会い」などのアクティブシニアの「生きがい」が様々に表現されています。

第10回 写真9

ワークショップ全10回のうち、三分の二以上出席した21名には千葉大学農産物直売所『緑楽来』(みらくる)の500円券2枚が野田先生から贈られました。
お仕事や体調の都合により参加が難しくなったメンバーは2名でした。

第10回 写真10

紅葉のきれいな10月に始まったワークショップも、気がつけば桜の季節です。半年に渡って柏の葉という街と向き合い、シニアの視点から様々な魅力をピックアップしたプログラムもすべて終了です。
最後にシーズホールを背に記念撮影し、マップの完成に思いを馳せながら解散しました。

第9回

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