千葉大学 環境健康フィールド科学センター ワークショップ・プログラム

生涯現役の街づくりを考える アクティブシニアのための柏の葉マップを作ろう

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第4回 2015年11月26日

利用している場所をあげてみよう!

「生涯現役の街づくりを考える・アクティブシニアのための柏の葉マップを作ろう」 の第4回目の講座が11月26日に千葉大学で開かれ、男性14名、女性7名の計21名が参加。
今回のテーマは、「柏の葉周辺で、普段どのような店や施設を利用しているか」です。
マップ作成に向けて、具体的な場所の名前が次々とあがってきました。
各グループともに、それらを独自の視点で分類した点が、第4回目の見どころです。

第4回 写真1

前回話題にのぼった図書館について、ママティの上田さんが解説。「この先10年図書館ができないと知り、子ども用の図書館をママたちで作りました」と図書館の名刺を全員に配布。

第4回 写真2

普段利用している店や場所について、事前に準備してきたメンバーが多く、ワークショップが始まると、どのグループも次々と付箋に店や施設の名前などを書き込んでいきます。

第4回 写真3

この2週間の自分の行動をメモしたものと照らし合わせながら、付箋に記入するメンバーも。グループ内で同じ店名があがると、そこの品揃えや価格などを議論する姿も見られました。

第4回 写真4

ららぽーとのフロアガイドや、防災マップなどを資料として持ってきたメンバーも。模造紙の上には、様々なリーフレットが並び、事前にいろいろと情報を集めていたことがわかります。

第4回 写真5

並んだ付箋をにらみながら、「これらをどう分類しよう」と別紙にキーワードを書き出して検討するグループ。それぞれの生活を形成する大切な要素が浮かび上がってきます。

第4回 写真6

1グループ目は買い物や食事など目的別に分類。コストコ利用者からは「レイアウトが世界共通で使いやすい」という説明も。美容院や病院などは、以前の居住地域も利用していました。

第4回 写真7

2グループ目で目をひいたのは、病院を人間ドックと治療に分類していた点です。模造紙に「行動範囲が狭い!アクティブシニアを目指せ!」と大きな文字で書かれていたこともとても印象的です。

第4回 写真8

3グループ目は、まずエリア別に分け、さらに目的別に分けたことから、きれいなマトリックス表が完成しました。飲食は、広範囲に渡って利用していることがこの表からわかります。

第4回 写真9

4グループ目は、「遊ぶ・学ぶ・食べる」など旅行雑誌をイメージしながら分類し、さらに人気の高い順に並べたと説明。それぞれを利用する時の「気持ち」についても語ってくれました。

第4回 写真10

千葉大学名誉教授の徳山先生からは「地図と土地は異なるもので、マップを考える時には何を示すかが大事。4グループともに分類した視点がとても興味深かった」との総評をいただきました。

ワークショプで作成した模造紙は、こちらからご覧いただけます。

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